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JIS Q 15001 ３．４．１ 運用手順


　３．４．１ 運用手順


　PMS(個人情報保護マネジメントシステム)を D (Do)  実施するために運用の手順を明確化、文書化が要求されます。 　



　  コラム

　最近ではプライバシーマークを取得した大企業が取引先、下請けにプライバシーマーク取得の圧力を やんわりかける川上から川下への流れが見られます。
　プライバシーマーク取得を入札、業務受注のためのツールと割り切る動きもあります。
　しかしプライバシーマークはPMSの運用が前提であり、２年ごとの更新審査もあります。
　JIS Q 15001ではPMSのスパイラルアップが標榜されていますが、 PMSが通常業務に対する負担となり、プライバシーマークの更新を辞退した企業は すでに380社を超えました。

　また長引く不況で日本でもホワイトカラーの生産性向上に注目が集まっています。
　個人情報保護マネジメントシステム構築を、自社の業務フロー明確化のプロセスとして捕え、 自社業務を改善する一環としてプライバシーマーク取得を利用する。
　そういった発想とアプローチが必要な時期にきているようです。



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