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JIS Q 15001 ３．４．４．７

開示対象個人情報の利用又は提供の拒否権


　３．４．４．７ 開示対象個人情報の利用又は提供の拒否権


　本人から開示対象個人情報の利用又は提供の拒否を求められたら、遅滞なく（速やかに） 利用の停止、消去又は第三者への提供の停止措置を規格で要求されます。

　ただし利用停止することで、犯罪性、違法性、業務に著しい支障をきたす場合などは利用停止をする必要はありません。
　利用停止しない場合は本人に利用停止できない理由を説明する必要があります。




　  ココがポイント

　利用の停止は、個人情報データベースの該当レコードに削除フラグを立てて 権限の無いユーザーは該当開示対象個人情報が見えないが、データベース上には該当レコードは残っている状態です。

　消去はデータベース上から完全に削除した状態といえます。
　バックアップデータを世代管理している場合など、バックアップデータからも該当レコードを消去する必要があり大変な手間となります。
　



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